Liminality Ver3.0 Key Visual

開発者ノート 第1回 ~ 1周年

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2024.5.10 (金)

いつもLiminalityを応援していただき、誠にありがとうございます。

「Liminality」開発チーム、ProjectZero代表のむとです。普段はゲームを作ったり、どんなゲームにするかを考えたり、たまに譜面を作ったりしています。


Liminalityもついに正式リリースから1周年を迎えました。 チームメンバー全員でリリースを見守りつつ、ストアのランキングやTwitterを眺めていたばかり、という感覚なのですが、早いものです。

この1年間のアップデートでは、楽曲約60曲、コインをはじめとした新機能の追加、UIの変更、TAKUMI³やシノビスラッシュとの合同イベント、リアルイベントへの出展など、様々なイベントを行いました。
開発チームも初めての体験ばかりの中、嬉しい反応を多くいただき、とても励みになりました。本当にありがとうございました。

本日配信となるver3.0では、ストーリーモードやプロフィールといった新機能、HARDCORE TANO*C様とのコラボレーション、楽曲17曲の追加など、最大規模のアップデートをご用意させていただきました。
きっと皆様の期待を超えられているのではないかと思っています。エージェントの皆様、いかがでしたでしょうか。ご満足いただけていましたら幸いです。



Archetypeとしてβ版を配信した際には、Liminalityというタイトルがこれだけ興味を持っていただけるタイトルになるとは正直思ってもいませんでした。
どれだけ思っていなかったかというと、エージェント1000人を目指そう!という話をしていたくらいです。
ゲームが面白いものになっているという自信はありましたが、まだまだ足りない部分(MusicPlayしかないなど)も多くありました。それこそ、人を選ぶゲームであるとまで思っていました。
私自身が10年以上音楽ゲームをプレイする中で、とても面白いのに注目が集まらないゲーム、諸事情でサービスを続けられなくなってしまったゲームなどを数多く見てきたからこそ、まだ受け入れてもらえないのではないかと不安でした。

しかし、そんな不安は一瞬で払拭されました。
私達の初めてのゲームは、AppStoreというとても大きなプラットフォームの中で8位になりました。1000人を目指していたゲームは、リリースから10日も経たずに目標の10倍以上の規模になりました。本当に信じられなかったし、本当に嬉しかったし、少なくとも私の人生が変わった1日です。

そんなゲームは、今では5万人以上のエージェントの方々に遊んでいただけるゲームになりました。そして、それがきっかけとなり、様々なチャンスとわくわくを生み出すことが出来ました。
正式版リリース時に多くの方にご注目いただけていなければ、この1年間多くの方に遊び続けていただけていなければ、大勢のクリエイター様にご協力いただけていなければ、今のLiminalityは本当にありません。 エージェントの皆様、ご協力いただいたクリエイターの皆様、そして開発メンバー全員。
本当に、本当に、ありがとうございます。

今回のアップデートはそんな皆様への感謝の意を込めた、そして、Liminalityというゲームのこれからに繋がるとても重要なものになるよう設計しています。是非お楽しみください!



過去の話をしたところで、今後についても少しだけお話させてください。
これからのLiminalityは、今までとは少し変わります。
この1年間の運営方針は楽曲追加を中心とし、遊んでいただいている皆様にもっと楽しんでいただくことを目標にしていました。継続して遊んでいただいた皆様にはきっと楽しんでいただけたかと思います。
しかし、設定機能の少なさや遊び方の乏しさ、アプリ自体の軽量化不足など、様々な要因で楽しめない方もいらっしゃいました。これは重大な問題でありながら、楽曲追加と共に改善することが難しくもありました。

そこで、これからは機能の追加や改善を開発の中心とし、更に遊びやすく、そしてLiminalityというゲームのポテンシャルを引き出すアップデートを行う方針となります。
詳細については言及することが出来ませんが、心待ちにしていただけると幸いです。
改善要望や新機能に関する要望は、可能な限り全てに目を通すつもりです。どんな言葉でも大丈夫です。ご意見を心よりお待ちしております。

そして、Liminalityが更に面白くなった暁には、是非とも周りの方と一緒に遊んでいただければと思います。
音ゲーというジャンルは1人で遊ぶことが多いジャンルです。しかし、誰かと一緒にプレイする時、競い合ってプレイする時にこそ、もっと楽しく、かけがえのない体験を生み出してくれるゲームジャンルだと私は考えています。
Liminalityがエージェントの皆様の体験の中心となれば、そしてコミュニケーションが拡がるきっかけとなれば、それは何よりも(それこそストアランキングよりも)嬉しく、何物にも代え難い喜びです。


これからもLiminalityを、ProjectZeroを、どうぞよろしくお願いいたします。


ProjectZero代表
むと